ブラジリアン柔術における、力を抜くことについてのはなし。

 

『やられてもいいや。』くらいに思うと、

無駄&無理なチカラが抜けてくる。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

RJJ会員の実力が少しすつ上がってきている。

白帯も色帯も。

とても喜ばしいコト。

みんな僕のコトを信じて、

そして自分自身のコトを信じて

頑張っている成果だと思う。

 

ただし、

白練リーダー以外の白帯の方々に見られる共通点。

それはテクニックでは出来ているのに、

ポジション別スパーになると出来なくなるというコト。

 

テクニックも練習、ポジション別スパーも練習。

どちらも試合ではなく、あくまでも練習。

心にある『やられたくない!』という気持ちが

邪魔しているのだろう。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ではどうすればいいいか。

 

『やられてもいいや。』くらいに思って、

実際にやられてみると良いんじゃないかなと。

 

そうすると相手の動きが見えてくる、

自分が動くべきタイミングとかが見えてくると思う。

 

僕も柔術を始めた頃は面白いくらい、

たくさん三角絞と腕十字で極められた。

頑張っているのにやられてしまう。

 

苦しかった。

痛かった。

そして悔しかった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ある日ふと防御するのをやめて、

やられまくることにした 。

 

そしたら『ハッと』気付いた。

不用意に腕を前に出しすぎている、

もっと云うなら脇をしめていないから、

やられているというコトに。

 

おかげでそれ以来、やられる回数が減った。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

そういう思い切った勇気、

ハッとするような気付きを大切にして欲しい。

 

こういったコトだけではないが、

こんな感じの経験を重ねていくコトで、

成長していくんじゃないかなと思う。